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「またね」は許すもの

 振袖を着て、研究室に行ってみんなと久しぶりに会って、卒業式に出て、飲み会して帰ってきて大号泣して落ち着いたのが今です。寂しくなんてちっともないのに泣いている意味が分からなくて、混乱し続ける中でだいじな友人に頼りながらその意味を模索し続けました(ほんとうに持つべきものは友達)(土下座)(ありがとう)。

 意味のない涙は嫌い。そう思うようになったのは、「感情は説明がつくほうが良い」と知人に言われたのがきっかけです。だからたとえ酔っ払っていたとしても、号泣したり死ぬほど辛くなったり、そういうときにはきっかけとか理由とかを無理矢理でも考えるようにしている。「理由がないけど辛い」はあたしの中ではしんどいこと。もちろんそういうこともあるのだろうけど、そういうときも無理矢理でも理由をつけて飲み込むように努めてる。

 

 さあ、この涙はなんだろう。

 いろいろと考えて結局、「寂しいんだな」って思うことにしました。笑

 前のエントリでも書いたんですけど、単純にもう会えないから寂しいとか、そういうことを思うことは少ないです。会えない人は会えないし、逆に会える人は会えると割り切っているから。

 じゃあなんでこんなに泣いたんだろう。しかもみんなの前では普通だったのに家帰った途端に大号泣とかおかしくない?

 落ち着いたいま、いろいろ考えて思うのはこのこと。

 やっぱり最後までこれがネックでした。

 不毛だとは分かっているけれど、「ちゃんとするからお願いだからあたしのことを切捨てないで」「仲間として迎え入れて」って願い続けて行動し続けた日々でした。健全じゃなかったと思う。前のエントリでも言いましたが

あたしの刀とか声優とかコスメとかそういう趣味さえ言えない、サッカー好きだってことも最近言ったくらい、それくらい警戒しないと一緒にいれなかった。この人たちはほんとうにどうしようもないなって思ったことが何度もあったのに、どうしても見捨てることができなかった。それでボロボロになって体調崩したりとかしたんだよ、笑える。

 こんな感じだったから。

 ボスには、「桜庭はどんどん自分を出してくれて、そういう場所であってよかったと思う」という言葉を頂きました。その通りで、だんだん「酒飲み」「方向音痴」から、「なんかよくわからんけどコケる」みたいな間抜けな面とかw、「アニメは割と見る」「Janne da arcが顔に似合わず割と好き」「J1よりJ2が好き」なんて、マニアックな面まで出していけるようになったりwでもやっぱり一番大事なことは出せずにいました。「こいつはやばい」みたいな手のひら返しを身近で見てきたりしたから。

 でもあたしが知るかぎりはみんなはあたしのことをみんなはほんとうにちゃんと受け入れてくれていました。それはもうほんとうに感じていて、すごく幸せだった。もちろん受け入れてくれって頑張ってたからこそ、受け入れてくれたんだなって安心できたのもあるし、それは不毛だったと思うのだけれど。でも、それがたとえ偽りで不毛だったとしても、時期が遅れてるのに誕生日プレゼントを大量に貰って山ができるくらいだったということを思うと、ほんとうにあたしのことを受け入れてくれたんだなってほっとする。

 でももう会うことがなくなって、「みんなと肩を並べられる普通の桜庭そら」を見せられなくなって、そうしたらどうなるの?って考えたら本当にぞっとした。そして、泣ける。

 あたしってみんなの何?

 

 でも、ちょっと考えたらわかるはずなんです。

 たとえ全てをさらけ出せなかったとしてもみんな多少はわかってくれてるって。

 だってどれだけの時間を共有したと思ってるの。共有した時間が少ないボスにさえ「桜庭は変人だった」とか言われるくらいなんだから、毎日顔を合わせてずっと交流してたみんなにわからないはずないよねwそれを加味しても、みんなあたしに向かって楽しかったよって言ってくれた。あたしがいてくれてよかったって言ってくれた。

 お世辞かもしれないけれど、そして「信頼していなかったと思う」って前のエントリでは書いたけど、でもこの台詞だけは信じたい。信じなきゃいけないって思う。みんな、あたしがいたからこそ、楽しかったんだってちょっとは思いたい。

 これはほんとうに本心だから。いくらあたしだって、他の人のありがとうなしにこんなこと言わないよ?そんな安い人間じゃないよ?w

 

 たとえ呑みの席とはいえど、あたしが、「みんながすごく大事だった」って言った時、何人泣いてくれたと思う?「その台詞、俺も言おうと思ってた!」って言ってくれたのは誰?

 ほんとは「また会おう」は100%無理なんかじゃないってわかってるんじゃないの?

 この時間を取り戻すことはできないのは知っているし、そんなこと望んでないけど、彼らとの時間を積み重ねることなんてあたしが思っているより簡単なんじゃないの?

 

 前を向いて、彼らを過去にして、進んだ先で「久しぶり」「懐かしいね」って笑えるような未来を歩いていけたらと思います。