君に出逢う

 昨日はいい夜でした。

 懐かしい場所や少しでもゆかりのある場所に行ったりすると、数年前まではそこに立ち尽くすしかなかったり、どうして、なんで、って思いが溢れていっぱいになって止まらなくなったりしてた。そして最終的に残るのは、「どうしていってしまったのか」という疑問だった。あたしじゃどうにもできなかったことなのにどうにかしたくって、でもやっぱりどうしようもないから、納得するために理由が欲しかったんだと思う。

 だけど、4月も、そして昨日も、そんなことはなかった。

 理由を探しに行くというよりは、挨拶をしに行くというふうに目的が変わっていっているような気がしているのです。「元気?あたしはここにいるよ」って問いかけているような。ほんとうの意味で、君に出逢っているような感じがする。良いな。手を伸ばしても空を切るけど、一人じゃないって錯覚する。

 7年という歳月がそうしたんでしょう。怖かったなあ、風化。美化されてしまうんじゃないかって必要以上に恐れていた。でも、結果はこれ。ある意味美化なんだろうけど、でもこういう風に変われるならむしろ良かったじゃない。

 君がいたらあたしは最強ってのがやっとわかってきた。

 ほんと、なにも怖くないや。

 

 だから今日からもちゃんと歩こうと思います。