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サッカー

 こないだの西京極の話。

 京都サンガF.C. VS ギラヴァンツ北九州という桜庭ダービー。

 一年前の西京極でのこのカードは体調を崩していたのと平日開催であるというコンボで見に行くのを許されませんでした。そのとき私はサッカーを見るにあたっていろいろ揺れていて、その答えを探すためにも、そしてなんといっても内藤洋平の古巣凱旋を見るためにも本当は這いつくばってでも行きたかったんですが、そのとき咳が止まらない上、物もほとんど食べれてなくて体重も落ちてて、結構危険な状態だったので今考えると行くとか言ってたあたしはバカですね。笑
 結局テレビから観戦していたわけなのですが、あのとき感じたことはまだ忘れていない。京都に勝てたとき、そこで内藤洋平が笑っていて、ああよかったなって思ったわけなのです。すごうく単純なことだった。この人が笑顔になれるなら、それがあたしにとっては素晴らしいことなんだと。この人がサッカーで幸せになることができるなら、そのために応援したいと思えて。

 今回西京極のアウェーゴール裏にいることも、黄色のユニフォームを着ることも迷いなんてなかったのはそういうことです。たとえば数年前の最終節なんかは(懐かしい文章だな)かなり真剣に見る場所も一緒にいる人も悩んでいたし、それは去年もそんな感じでした。周りの目もかなり気にしていました。あれからいろいろあって、こういう決断がすぱっと出来るようになった。よく言えば思いきりがよくなったし、悪く言えばサッカーに対してだいぶ不真面目になったと思う。それがどちらがいいのかはあたしにはわかりませんが。

 

 試合は引き分けでしたが、洋平ちゃんから一樹がゴールをするという恩返しもいいところのゴールを見ることができました。あと、色々なハプニングがあった中でもビールが飲めました。ビール、美味しいよね。試合のときのビールは特に。

 また、いろいろな方にお会いできました。昔から一緒に見ていた人たちは(心中、なんだコイツって思った人ももちろんいるんでしょうが)誰一人としてあたしに石を投げないし、今回挨拶できた人たちは新参もののあたしをすごく歓迎してくれた。ほんとうにね、甘やかされてると思うんですよ。自分はたくさんの人と関わってるだけじゃなくて、いろんな人に甘えながらサッカーを見ていけてるということに改めて気づかされた。

 この場で申し訳ないのですが、心の底から頭を下げます。皆様、ほんとうにありがとうございます。
 一緒に見ていた方に誘われるという形で試合後に出待ちというものができたのもほんとよかったなぁ。感謝しかない。応援してます、くらいは伝えることができました。すごい勇気使ったなぁ。でも、よかった。 

 肝心の内藤の洋平さんはというと、後半でガス欠してすぐに替えられました。笑 でも、この間の天皇杯横浜F・マリノス戦で210分間戦えたから大丈夫。あんなに長い間サッカーできたことも、西京極に戻ってこれたことも、去年のあの悲劇からもうだいぶ経つけど、あれがあったからこその喜びなのだろう。あれをなかったことにはできないから、だからこそ噛み締めていきたいと思います。

 しかし、試合後のコメントにはなんかもう笑っちゃったよ。

 西京極は久しぶりですけど、楽しかったですね。気持ちいいです。

 試合後挨拶のときも、ちょっとだけスタジアムを見回してたんだよね。じーんときちゃいました。そういうところが、好きなんだよなぁ。