アガペーなんて笑い飛ばせ

 ある知り合いの言葉に振り回されている日々です。

 神様に愛されてるね、と言われる機会がありました。お前神様なんているわけねえだろぶっとばすぞとどつきたかったけれど、まあそんなことを言えるはずもなく、そんなわけないでしょとにこにこしているに留めましたけれども。神様に愛されてるんじゃなくていろいろ運が良いだけだっつの。というか神様なんてこん畜生に愛されるとかまっぴらゴメンなわけで。

 神様なんて愚かなものがいるとすれば、じゃあ、ってシチュエーションはいくらでも思いつくわけなのですから。ほんと、こん畜生だ、神なんて。馬鹿みたい。

 「そらちゃんはなんだかんだ言って出来るからな」
 「でも、私てきとーにしかやってないよ」
 「じゃあ、神様に愛されてんだよ」

 あいつはどうやら何を勘違いしているのか私を凄いと思っているらしい。だから神なんて言葉を持ち出したのでしょうが、神の力で凄いとか言われるなら土下座してでもごめん被りたい。

 

 その後のやりとりは蛇足、なのかもしれないですが。

 「あんたもがんばってるよ」
 「がんばってても出来なかったらどうしようもねえんだよ」

 だから俺はだめなんだって、と。

 そりゃあ、現実は結果主義なのかもしれないけどさ。ただ、あんたは全力で物事に取り組むし、いい意味でも悪い意味でもただひたすら全力で生きてる。そこは私は凄いと思ってるんだってば、だからそこは認めてやれよ。

 そう、言いかけて口を閉じたり。そんなことは絶対に本人には言ってやらないよ。調子乗るから。