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オリンピックシーズンだし適当にGPSを振り返るよ 日本女子編

 グランプリシリーズが終わり、グランプリファイナルが終わり、あと2週間もすれば世界各国で阿鼻叫喚、ナショナルという恐怖が待っています。なんといっても今年はソチシーズン。誰が五輪に行けるか、行けないか。天国と地獄。各国の各競技において最大枠数は3なので、そこに入れるか熾烈な争いが繰り広げられる訳です。Pちゃんが「俺全日本とかマジムリィィィィ」と言うのも仕方ない。誰でもやだよ、あんな大会。笑 全露女子、全日本男子、全米男子、あたりはほんと笑ってられないことになりそうで今から怖い。

 さて、オリンピックシーズンのグランプリシリーズですからまあそれはもういろいろとした事件があったりなかったりしましたが、振り返ってみましょう。

 今回は気合いが入ってるのでGPS出場全選手を振り返……れたらいいなー。←

 

◇ Mao ASADA浅田真央

 今季は序盤からトリプルアクセルに挑戦。グランプリシリーズは綽々と2勝。しかしそれでも物足りなかったらしく、「3A2回やります、できなくても3F3Loやるから大丈夫だ、問題ない」とGPF前に発言。3F3Loがリカバリー扱い……だと……真央ちゃんがフリップ苦手な選手に刺されないか心配です。ファイナルではショートプログラム後のインタビューで3Aが初めてクリーンに決まった興奮からか「今滑った愛の夢は〜」とノクターンを愛の夢と間違えて発言し、3Aの回転不足どころか曲名さえも気にしない男前発言をしつつしっかりと優勝。真央ちゃんがショパンの亡霊に取り憑かれないか心配です。

 とにかくコンディションがいいのでしょう。3Aは1本も決まってないけど、GPFのショートでは惜しいところまできてたし、他のトリプルジャンプもほとんど失敗したところを見た事がない。3A2本については、3F3Loに戻してくれという意見も見るけど、もう彼女には彼女が思うことをやらせてあげたらいい気がする。集大成なんだし、もしそれでミスして負けてしまったとしてもそれを誰かのせいにする選手でもない。もう大人なんだし何が大事かくらい彼女もわかってるでしょう。このまま突っ走れば五輪の金最有力候補になると思う。

 

◇ Akiko SUZUKI鈴木明子

 今季の鈴木明子のプログラムは凄い。ショートプログラム「愛の讃歌」で全加を涙の大洪水にし、フリーの「オペラ座の怪人」で観客を号泣させて日本の東京周辺が沈没しました。ソチでやったらロシアがなくなってしまう!たいへんだ!プログラム構成もショートはもうおなじみ3T3T、フリーはルッツとフリップを2本跳ぶという強気構成。ただ、グランプリシリーズでは跳んだルッツ全てにエッジエラーがついて減点されてるし、そもそもNHK杯では1本もクリーンに決まらなかったので、今後どうするんだろうといったところ。ルッツは1本でいい気がする。

 グランプリシリーズだけ見るとものすごい調子が悪いというわけでもないけど、ものすごくコンディションがいいという感じでもないかな、という印象。もっとよかったら、ファイナルもいけただろうしね。まあNHK杯のラジオノワがすごすぎたというのもあるけど。プログラム、ジャンプ構成、コンディションからみても、ソチ五輪はかたいでしょう。彼女が全日本で大崩れという展開はあまり見たくない。

 

◇ Kanako MURAKAMI (村上佳菜子)

 今季不調。これまで彼女を支えてきた3T+3Tがめちゃめちゃなのに加えて、URの嵐に遭いまくってロステレコム杯はショート最下位という事態に。ショートプログラム自体もちょっとぱっとしないプログラムで、変更も考えているそうなので、これは朗報。でも全日本に間に合うのかはちょっと疑問。ただでさえ後半に3+3、ジャンプ2回というしんどいことをやってるので、ちゃんと練習しないときついんじゃないかなあ。というか、昨季のに戻したらダメなのか。せっかくのオリンピックシーズンなのにちょっとバタバタしすぎなんじゃないかい。

 これは昨季から思っていたんだけど、フリーであんまり得意そうじゃない3Loをなんで2回も跳んでるの。絶対一回はUR食らってるし、昨季もそのせいで表彰台を逃してる。フリップとかじゃだめなんですか。フリップ好き過ぎて……彼とはちょっと距離を置かないと思ってるの……とかなんですか。ソチは有力候補ではあるけど、宮原の台頭と安藤の復調を考えるとどうだろう。プレッシャーにも強くないしね。

 

◇ Haruka IMAI (今井遥

 爆走遥姫。とりあえずスケートが滑る滑る滑る。というか、ゆかさんのとこにいた選手ってみんなこんなつるつる滑ってんだけど、ゆかさんって練習何させてんの。笑 グランプリシリーズはちょっとうまくいかなかったことが多かった。得意なジャンプであるトリプルサルコウが2試合合計で見てもあんまりクリーンに決まっていないのがちょっと気になる。フリーはUR食らってるのを入れたら2回決まったことないのでは……うーん。ロステレコム杯前は病気にかかっていたみたいなので練習も出来ていなかったんだろうけど。

 ただ、昨季はびっくりするほどの不調に見舞われていたので、あの泥沼からは一歩抜け出せた、すこし希望が見えた2試合だったんじゃないだろうか。トリプルフリップもちゃんと決まってるし。ゆかさんとこについてたといえばマルケイだってあんなに安定するようになったのここ2シーズンくらいなんだから、長い目で見たらぜんぜんやっていけるはず。 

 

◇ Satoko MIYAHARA(宮原知子

 シニアデビューシーズンだけど、連続5位というのは立派な成績。初戦のNHK杯は緊張したと思うけど、第一滑走だったショートから冷静にできてた。NHK杯で刺さりまくったジャンプが、ロステレコム杯ではほとんど刺さらなかったのも成長している証拠。まあ、コーラーが多少甘かっただけなのかもしれないけどね。笑 高さより回転速度で勝負する選手なのでどうしてもURは目立っちゃうけど、もうちょっと筋力がつけばかるがると跳べるようになる……はず。女子では珍しくエッジエラーをあまり取られない選手で、スピンもステップも上手だし、将来有望ですよ、皆さん。このへんで目をつけておきませんか。

 なお、ソチには間に合う年齢なので、ひょっとしたらひょっとするかも。去年も全日本で3位になったし、ジャンプ構成はLzからのトリプルトリプル、セカンドトリプル2つと立派な構成。ロステレコムでは村上に勝てたし、全日本でもまた「喰う」ことができるかどうか注目。京都出身なのでどうしても肩入れしちゃうんだよね。