世界水泳2013—「信じてくれ」と叫ぶ結果

 少し言及するのが遅くなってしまったけれど、書かないわけにはいかないニュースだったので。

 瀬戸大也選手、400メートル個人メドレーの金メダル本当におめでとうございます!

 惜しかった。されど負けは負け。きつい結果が続いたあの日から2日、世間は予想外の金メダルに湧きました。もちろん、自分が泣くまで悔しがった記憶は薄れた訳じゃない。瀬戸が金メダルを取ったって、あの日の結果が変わる訳じゃない。だけど、全日本選手権で萩野に挑み、結果的に惨敗した瀬戸が、世界の舞台で萩野に競り勝ち結果を出したことにより、ああ、きっと、たぶん、彼だけじゃない、みんなはまだやれるのだ。今回はだめだったかもしれない。でもこれが最後じゃない選手はたくさんいる。だから、肩を落とすのはまだ早い。そう思い直す事が出来ました。

 350メートルまでは日本人が表彰台で(しかも個人メドレーで!)二人並ぶという夢を見られたのもよかった。結果的にこれまでのレースの疲れから萩野は大失速をかましてしまったけど、萩野と瀬戸という二人ならきっと夢じゃなくしてくれるでしょう。堀畑が作ってくれた男子個人メドレーでのメダルという伝統を守っただけでなく、今やあの怪人フェルプスのように日本人がたくさんのレースに挑み続け、複数個違うレースでメダルを持って帰ってくるという時代になったのだなと感慨深い大会になりました。

 どれだけ心を折られてしまいそうなことがあっても、選手自身のがんばりと結果によってやっぱり裏切れないと思い直すことができるというのはいいことだなと常々思います。それはもちろん水泳だけではなくて、どの競技でも一緒。

 先週末ジェフ千葉に1-0で勝つ事ができたギラヴァンツ北九州もそう。順位からしたらまだまだ下の方。負けの数の方が多い。つらい負けもありましたよ。それに、自分にとっては内藤洋平がいる(しかも今は怪我でいない)、ただそれだけだけど。去年の成績から一転、今シーズン悩み続ける渡大生が、ジェフ相手にロスタイム、執念で2回もボールに触り、ゴールを奪ったあの瞬間を見てしまったら、追いかけないでいる事の方が難しい。

 リアルタイムで試合を見れなかったんですが、Twitterのタイムラインで試合を追いかけていく中、もう少しで試合が終わると思ったそのときに渡が決めたという文字を見て、道ばたで本当に涙が出てきたときは焦りましたよ。

 これについては、また試合を見た後で、別の記事で。笑